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MEDICAL

根管治療

*

歯と神経を

できる限り

温存する

世界基準の取り組みで、再発させない「残す」治療

虫歯や歯周病が重症化すると、歯の内部にある神経や血管を集約した「根管」まで感染が及び、腫れや痛みなどを引き起こします。この場合に、感染した部位を取り除き根管内をきれいに掃除するのが根管治療です。
長野県松本市の歯医者 コイデ歯科医院では、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)や歯科用3DCTなどの世界基準の高精度な検査・診療機器を活用し、正確な診断・精密な処置によりできる限り低侵襲で神経を抜かない根管治療を心がけています。
他院で抜歯・抜髄が必要と診断された方でも、歯を残して治療できる場合があります。まずは当院へご相談ください。

セカンドオピニオンについて

FEATURES

当院の根管治療の特長

  • 01
    RUBBER DAM ISOLATION
    再根管治療を行った合計612歯の半年後の再評価 ラバーダムの有無を含む要因が大きく影響
    治療の安全性を高める
    「ラバーダム防湿法」
    当院の根管治療では保険・自由診療に関わらず、シート状のゴム「ラバーダム」でお口を覆い、患部だけを露出させることで治療中の患部への唾液の流入や細菌の侵入を防止する「ラバーダム防湿法」を徹底しています。
    グラフの調査では、根尖病変の大きさ、根管充填の質、そしてラバーダム防湿の有無が根管治療の成功率に大きく貢献しているとの報告もなされています。感染予防だけでなく、微細な治療器具の口腔内への落下・薬剤の誤飲を防ぎ、処置の効率も上がるため治療時間の短縮にもつながります。
    ラバーダムを固定する留め具をつけられないほど歯が残っていない場合でも、治療部位にコンポジットレジンを形成(隔壁)することで、全症例に使用しています。
  • 02
    ROOT PRESERVATION
    歯を長持ちさせるための「歯髄温存療法」
    歯の神経を抜くことを「抜髄(ばつずい)」といいます。
    神経は歯に栄養を届ける役割を担っているため、抜髄により栄養が行き渡らなくなると、歯が脆くなって歯根破折などのトラブルを引き起こし、結果的に歯の寿命を縮めてしまいます。
    松本市の歯医者 コイデ歯科医院では、上述のようなリスクを回避すべく、歯の神経(歯髄)を残す「歯髄温存療法」を行います。その際、マイクロスコープやラバーダム、根管治療用機器のほか、殺菌作用の高い充填材「MTAセメント」を使用し、治療後の再発を防ぎなるべく歯を長持ちできるよう努めています。
    また、根管の奥深くまで細菌感染してしまった場合には、外科的歯内療法にも対応しています。
    歯髄温存のための
    当院の取り組み
    高い 殺菌性 封鎖性 骨や歯の再生
    MTAセメント
    感染物質を除去して空洞になった根管は隙間から侵入する細菌の温床になりやすいため、しっかり消毒してから充填材で詰める必要があります。
    松本市の歯医者 コイデ歯科医院では、殺菌効果を持ちながらも生体親和性・封鎖性に優れた充填材「MTAセメント」というバイオセラミックで満たし、残った歯髄を覆い保護して細菌の侵入・二次感染を予防しています。
  • 03
    DIAGNOSIS TREATMENT
    拡大視野・録画機能 高精細・立体撮影
    治療の効果を最大限に高める
    充実の検査・診療機器
    非常に繊細で複雑な根管を治療するために、松本市のコイデ歯科医院では、高性能な3DCTによる精密検査や経過観察を行いお口の状態を正しく把握し、さらにマイクロスコープを活用した超精密治療を行っています。
    歯科医師の経験や実績と先進のテクノロジーを組み合わせることで、感染部位をしっかり見極め精度の高い治療を行い、再感染のリスクを低減して歯の寿命の延伸にもつなげています。
  • 04
    OPTIMIZED DEVICES
    根管治療に特化した専用機器も充実
    小さな歯の中にある根管の治療は、目視での作業が難しい上にミクロ単位の処置が必要になります。
    松本市の歯医者 コイデ歯科医院では、根管拡大装置などの根管治療専用の診療機器の導入によって治療効果を高めることはもちろん、処置を効率化し、治療にかかる時間や患者さんのお身体への負担を軽減するよう努めています。
    • *
      高周波付き根管長測定器
      電気抵抗を利用して、肉眼では見えない根管の長さを精密に測定します。長さが分かることで根の先端までしっかり充填材を入れられ、器具が根の先を突き抜ける心配もなく、安全性・効率性が向上。
    • *
      根管拡大装置
      歯の内部にある根管の中は非常に狭く複雑なため手動での処置は困難を極めます。治療のために根管を拡げ、ファイルでの処置をスムーズにするための装置(モーター)を使用します。
    • *
      NiTiファイル
      一般的なステンレスと比べ柔軟性の高い、ニッケルチタンでできた根管内の汚染物質を取り除く針状の器具です。様々な形状の根管にフィットし、根管内での破折・取り残しリスクも低いです。

日本と世界の根管治療

  • 世界と日本の「根管治療費」の比較
    先進諸国と比べて「破格」な
    日本の歯科治療費
    日本の歯科治療費は世界の中でも、ほとんどの診療科目で破格に安いといわれています。日本と諸外国の治療費を比較したグラフを見ると、根管治療におけるアメリカと日本の治療費には約18倍もの差があり、他国に比べ、日本の治療費が桁違いに安いことが分かります。
    「安価な治療=質が低い」というわけではありませんが、限られたコストの中で行う診療体制では、症状に対して常に最適な治療法を選択できるとは限りません。
  • 日本の根管治療の成功率は30~50%程度
    世界基準の器具器材、時間を確保し
    やり直しのない根管治療を
    前述の治療費の安さは、治療にかけられる器具器材や時間にも影響します。マイクロスコープやラバーダム、専用機器を用いての根管治療はアメリカやヨーロッパでは必須なほど標準化されているのに対し、日本では保険制度やコストの観点からそこまでの器材・時間をかけることは難しいのが実情です。図の通り、結果的に再治療も多く、適切な根管治療が普及しているとは言えません。
    松本市の歯医者コイデ歯科医院では、保険・自費に関わらず国際水準での治療環境を整え、精密な根管治療を提供できるよう努めています。

根管治療の流れ

  • 01

    *
    検査・前処置
    根管治療を始める前にレントゲンを撮り、歯周病や歯のひび割れの有無、根管の形状などを確認し、治療の安全性・正確性を高めるための検査を行います。
    検査結果を元に治療計画を立て、治療内容については画像をお見せしながら分かりやすくご説明いたします。
  • 02

    *
    歯質に穴を開け、根管形成・清掃
    他の部位への感染を防ぐために、シート状のゴムでお口を多い、治療する歯だけを露出させて治療を行います。
    ファイルや根管拡大装置を使用して根管内部を拡げ、マイクロスコープで詳細に見極め感染した神経や血管などを取り除いていきます。
  • 03

    *
    根管を消毒し、充填材を入れる
    削った歯質や感染物質が根管内に残ると、再治療リスクが高まります。空洞になった根管をきれいに清掃・消毒したあとは、細菌の入る隙間をなくすために充填材や、バイオセラミック「MTAセメント」で根管を充填します。
  • 04

    *
    被せ物を装着
    レントゲンを撮り、根管が充填材で完全に密封されていることを確認できたら、歯の土台となるコアを入れて補強し、最後に被せ物(クラウン)を装着します。
    松本市の歯医者 コイデ歯科医院では、自然な歯のように白くしっかり噛める歯を取り戻せる「精密修復治療」にも対応しています。

    精密修復治療について

歯の移植について

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根管治療での改善が難しい場合や
歯を失った際の選択肢として
歯の根の病巣が大きく通常の根管治療での改善が難しい場合は、一度意図的に抜歯し、細菌汚染された歯質や組織を取り除いてから再び元の場所へ戻す「意図的再植」という方法があります。
また歯を失った場合の選択肢の一つとしても、健康な親知らずや埋没歯を移植する「歯牙移植」があります。自分自身の歯なので当然親和性に優れています。
適用できる症例には限りがありますが、どちらの場合も、抜いた歯には“歯根膜”という組織が歯の根に残っていることから、移植後もしっかりくっついてくれます。

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診療時間
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  • 休診日:木曜・日曜・祝日

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